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執筆者の写真日髙 岳

扶養内で働く主婦が知っておきたい年収の壁とiDeCo活用


パートをされてる方の多くが気にしている、年収の壁、細かくは覚えてなくても、なんとなく103万の壁なんかを気にしている方は多いのではないでしょうか?






★iDeCoを活用して壁を超えないようにしよう!

iDecoは通常、月23,000円(年間27万6000円)掛けることができます。

あるパートさんが年間128万(社会保険加入は130万の職場)の収入まで伸ばした時に、満額iDeCoに掛けると27万6000円が所得控除され、年間所得が103万を下回りますので、本来発生するはずだった1万2500円の所得税を払わずに済みます。


社長や店長さんから、もう少しシフトに入ってくれないか?とお願いされても壁が怖くて勤務時間を延ばせない方は、将来への貯蓄だと思ってiDeCoを活用して、老後資金を貯めつつ勤務時間を延ばしてみてはいかがでしょうか? 会社もお客様も自分も喜ぶ方法だと思います。【iDeCoの説明はこちら


1.100万円【住民税の壁】 年収100万を超えると住民税を負担することになり、課税標準額に対して10%の税金が発生します。 が、超えた分に対して税金が発生します


2.103万円【所得税の壁】

103万を超えると、その金額に応じて所得税率5%の税金が発生します。 これも、増えた年収の金額に応じて一部が所得税となります。


3.106万,130万【社会保険料の壁】

この壁は注意が必要です。 この社会保険料の壁を超えると、配偶者の扶養から外れて社会保険料を自分で負担しなければなりません、なので収入が増えたのに手取りが減る。という現象が起こってしまうのがこの壁の注意すべき点です。

なお、106万,130万の数字は、働く職場によって水準が異なります。 106万が壁となる職場 〇所定労働時間が週20時間以上

〇1カ月賃金が88,000円以上 〇雇用期間の見込みが1年以上 〇学生ではない 〇従業員が501人以上もしくは、社会保険加入について労使合意がされている

上記以外の職場は130万が壁となります。


簡単な例として 月9万円だと、年間約16万の社会保険料を払うことになるので、年収108万に対して手取りは約92万円となり、106万働く場合に比べて約14万も損することになります。


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