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  • 執筆者の写真日髙 岳

【自転車保険】加入義務について

よくあるご質問

Q【自動車保険】日常生活賠償特約で、自転車の事故も補償されますか?

A

はい、自転車事故により他人にケガをさせたり他人の財物に損害を与えて法律上の損害賠償責任を負った場合に補償されます。

参照:日常生活賠償特約の補償(三井住友海上火災保険HP)

なお、ご自身のケガについては、他のオプション特約「自転車・車いす・ベビーカー・シニアカー事故傷害定額払特約」によって補償対象となります。


★損害賠償責任への備え

自転車事故により、高額の損害賠償責任を負うことになってしまうリスクには 「個人賠償責任保険(日常賠償責任保険)」で備えることができます。

個人賠償責任保険とは、個人またはその家族が、日常生活で誤って他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりして、損害賠償金や弁護士費用などを負担した場合の損害を補償する保険のことをいい、自転車事故も補償対象になります。なお、仕事中の事故など補償の対象外となるケースもありますので、免責となるケースについてはパンフレットなどで詳細を確認しておきましょう。


また、個人賠償責任保険の被保険者は、「生計を共にする同居の親族」となっています。そのため、家族一人ひとりがそれぞれ加入する必要はなく、世帯主が契約すれば子どもが起こした事故も補償されます。また、子どもには「生計を共にする別居の未婚(これまでに婚姻歴のないこと)の子」が含まれます。例えば進学のため、同居せず仕送りを受けながら下宿などをしている子どもも補償の対象となります。

個人賠償責任保険は、自動車保険や傷害保険などにセットして加入する場合、保険料も月額数百円程度です。ご自身やご家族が加入している自動車保険や傷害保険などで、すでに個人賠償責任補償がカバーされている場合がありますので、補償が重複しないかを、まずは確認してから加入を検討しましょう。 宮崎県の条例で加入義務とされている自転車保険の要件を満たすことから、わざわざ自転車保険に追加加入する必要は無いと思われますが、一方でご自身のケガの保証が必要と感じる場合は、傷害保険などをご検討されることもお勧めします。 (一般的に自転車保険は自転車でのケガに限定しているため、お子様のお怪我の補償としては、より広い範囲で保証できる傷害保険が好ましいと言えます)



自転車に乗っている際の事故で、ケガをするリスクをカバーできる保険の一つに傷害保険があります。


★傷害保険とは

傷害保険とは、「急激・偶然・外来の事故」によって「人の身体に傷害(ケガ)」が生じ、入院や通院をしたり、後遺障害を負ったり、死亡した場合などに保険金が支払われる保険のことをいいます。

一般的に自転車事故によるケガも、傷害保険の補償の対象となります。


★医療保険との違いは?

医療保険は、病気またはケガでの入院、所定の手術などを保障する保険です。一方、傷害保険がカバーするのは、ケガのみです。それならば、医療保険で十分と考える方もおられるでしょう。

しかし、傷害保険は、持病などがあっても加入することができますし、一般的な医療保険は、支払要件が入院手術に対して、ですので、通院治療のケガから補償できる傷害保険でないと、骨折などの治療では医療保険の支払要件を満たさないケースがあります。 保険料も医療保険と比較すると、傷害保険の方が一般的にお手頃です。


★既存契約の確認をしてみよう

自動車保険の人身傷害補償保険、自転車特約、そして自転車保険の内容を踏まえたうえで、必要な補償準備ができているかどうかを確認してみましょう。その上で、さらに補償の充実を効率的に図るためには何を選べばよいか考えてみるとよいでしょう。 信興グッドフェイスでは、他社の証券であっても内容の確認と解説をさせていただいております。どうぞお気軽にお問い合わせください。


日髙




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