サイバーリスクに備える
- 日髙 岳

- 5 日前
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前

メールの誤送信、ウイルス感染、外部からの不正アクセスなど、サイバー事故は大企業だけの問題ではありません。実際には中小企業のほうが初動対応に苦労し、取引停止や信用低下につながるケースも見られます。重要なのは、「起きない前提」ではなく起きた後に耐えられる備えです。
サイバーリスクは「対策×保険×初動体制」で考える
サイバー事故は
事前対策(ルール・教育)
事故対応(初動・復旧)
金銭的損失への備え(保険)
をセットで考えなければ機能しません。保険だけで解決しようとすると、補償対象外や条件不一致が問題になります。
サイバー事故で企業が直面する主なリスク
金銭的リスク
原因調査・復旧費用
外部専門家(IT・弁護士等)への支払い
損害賠償請求への対応
事業継続リスク
システム停止による業務中断
取引先からの信頼低下
再発防止策が整うまでの時間的ロス
人的・管理リスク
従業員の操作ミスや管理不備
委託先・クラウドサービス経由の事故
社内ルール未整備による責任の所在不明確化
サイバー保険で誤解されやすいポイント
すべての事故が補償されるわけではない
故意・重大な過失がある場合
約款で定めるセキュリティ要件を満たしていない場合
事故報告や初動対応が遅れた場合
補償内容は商品ごとに差が大きい
事故対応費用が中心か、賠償まで含むか
休業損失が対象になるか
委託先事故が対象になるか
「加入している=安心」ではなく、内容理解が前提です。
今すぐできる実務対策(チェックリスト)
社内ルール・体制
情報管理ルールが文書化されている
メール誤送信・紛失時の報告先が決まっている
定期的な従業員向け注意喚起を行っている
システム・委託先管理
使用しているクラウド・外部委託先を把握している
パスワード管理・更新ルールがある
重要データのバックアップが取れている
保険・契約内容
サイバー事故が補償対象になっている
免責・支払限度・条件を把握している
他の賠償責任保険との役割分担が整理できている
サイバーリスクは「保険単独」で考えない
サイバー保険は有効な手段ですが
事前対策が弱い
契約内容を理解していない
事故時の連絡体制がない
状態では、本来の効果を発揮しません。
会社の実態に合った補償設計と、運用ルールの整理が重要です。
現状の“備え”を一度整理しませんか
当社では、
サイバーリスクの簡易棚卸し
現在加入中の保険内容の確認
事故時に困らないための改善提案
を行っています。
「今の補償で足りるのか分からない」という段階でも構いません。
お気軽にご相談ください。
(TEL:0983-22-3336)
【注意書き】
本記事は一般的な情報提供を目的としています。補償内容・保険金支払可否は、契約条件、事故状況、保険会社の判断等により異なります。詳細は約款・重要事項説明書等をご確認ください。









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