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会社の福利厚生を活かすために

  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:2 日前

年が変わるタイミングは、

経営計画や人員計画を立て直す時期です。実はこの時期こそ、社会保険料(会社負担・本人負担)と、万一に備える企業リスク対策(保険・福利厚生)をまとめて点検すると、ムダや抜け漏れが見つかりやすくなります。


年初は「社会保険料×保障×制度」をセットで棚卸しするのが効率的


社会保険料は、給与・賞与・手当の設計や運用ルール次第で、会社・従業員双方の負担感が変わります。あわせて、病気・ケガ・賠償・休業などの企業リスクに対する備えも見直すことで、“支払いは増えたのに安心は増えていない”状態を避けられます。


社会保険料の基本:どこが変動ポイントになりやすいか

標準報酬月額と手当の設計

  • 通勤手当・住宅手当・役職手当など、毎月固定的に支給するものは社会保険料算定に影響します

  • 支給ルールが曖昧だと、社内運用のブレが「負担の不公平感」につながります



賞与と社会保険料

  • 賞与も社会保険料の対象です(上限等の扱いは制度上のルールに従います)

  • 賞与設計(支給時期・評価制度)と、福利厚生(企業型DCなど)を同時に見直すと整理しやすくなります



定期的な届出・運用(見直しの“タイミング”)

  • 入退社・昇給・降給・勤務形態変更などは、届出・手続きが必要になるケースがあります

  • ルール通りに運用できているかを、年初に確認しておくと手戻りが減ります


企業リスクの観点:社会保険だけでは埋まらない“穴”がある

社会保険は重要な土台ですが、企業経営で問題になりやすいのは次のような領域です。

  • 休業リスク:キーマンの病気・ケガで売上が落ちる/現場が回らない

  • 賠償リスク:対人・対物、受託物、請負・工事、施設管理、PL 等

  • 情報漏えい・サイバー:取引停止や損害賠償、復旧費用

  • 災害・事業中断:台風・水害等による営業停止、設備損害



「社会保険の範囲」と「民間保険で備える範囲」を整理しておくと、必要な対策が見えます。


年初の棚卸しチェックリスト(そのまま使えます)

A. 社会保険料・給与運用

  • 給与規程・手当の定義が最新になっている

  • 手当の支給条件が現場運用と一致している

  • 入退社・雇用形態変更時の手続きフローが明文化されている

  • 賞与の支給ルールと運用が安定している

  • 従業員向けの説明(控除の見え方)ができている



B. 福利厚生(企業型DC等)の活用余地

  • 福利厚生の目的(定着・採用・老後資産形成)が明確

  • 制度が“作っただけ”になっていない(説明・加入率・継続教育)

  • 他の保障(団体保険等)と役割分担ができている



C. 企業リスクと保険の整合

  • 事業内容・取引形態の変化に合わせて補償が更新されている

  • 免責・支払限度・特約の内容を把握している

  • 事故時の連絡体制(誰が、何を、いつ)が決まっている

  • “重複している保険”と“足りない保険”が見える化できている



見直しは「削る」より「役割分担」が成果につながる

保険の見直しは「保険料を下げる」だけが正解ではありません。

  • 社会保険(公的)でカバーできる部分

  • 民間保険で備えるべき部分

  • 福利厚生制度で整える部分


    この3つを役割分担すると、負担の納得感と守りの厚みが両立しやすくなります。



チェックリストの“該当あり”は、まず棚卸しから

当社では、法人のお客様向けに

  • 現状の補償・制度の棚卸し

  • 事故時に困るポイントの洗い出し

  • 「重複」と「不足」を整理した改善案のご提案 を実施しています。


    ご相談はお電話またはLINEから承ります。


    (TEL:0983-22-3336)



【注意書き】

本記事は一般的な情報提供を目的としています。制度の適用や保険金支払可否・補償内容は、個別の条件、就業実態、契約内容、保険会社判断等により異なります。詳細は関係機関の案内、約款・重要事項説明書等をご確認ください。

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