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  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 2021年9月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年9月11日


雨が降らなくなったと思ったら、宮崎は毎日暑いですね。

クルマの中にスマホを置きっぱなしにしてお客さまの事務所にお伺いしたら、戻ってきたときにスマホが写真のような状態で驚きました。


スマートフォンが熱い!動作がおかしい?「熱暴走」とは?


本体が熱を持ったことで、正常な動作ができなくなる状態


らしいです。


フリーズや再起動を繰り返したり、画面操作に反応しなくなったり、意図しない動作をしたりといった様子が見られる。

とネット情報では出てきますが、私のiPhoneは一切操作できませんでした。

「熱暴走」が起きると、バッテリーが劣化してしまうそうです! 一般的なスマートフォンのバッテリーや内部の電子パーツは熱に弱いものが多く、本体が高温のままの状態が続くと、バッテリーや本体の劣化につながるとのこと。

また、想定した通りに動作していないので、パソコンが強制終了するのと同じように、操作中のデータなどが消失してしまうトラブルも起こり得ますクルマの中にスマホの置きっぱなしは厳禁ですね。 また、発火したり破裂爆発したりすることもあるそうなので、スマートフォン本体の温度が下がれば、熱暴走は収まることがほとんどです。

すしかし、高熱になったスマートフォンや、スマートフォンに接続されたモバイルバッテリーが発火する、破裂するといった事故も稀に起きているようなので怖いです。


クルマの中に置きっぱなし以外でも、アプリをたくさん立ち上げてしまったり、充電器をつないだまま使用するということが、熱暴走の原因にもなりえるということなので、ご注意ください。


日髙 岳


  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 2021年8月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年8月28日



昨日、糖尿病の方から保険入れるか? という質問を受けました

お客さまの中には、結構「もう保険の見直しはできない」「保険に入ってなかったけど絶対入れない」って思ってる方が多いようです。

またはCMの影響で「緩和型なら加入できる」と思ってる方も結構いらっしゃいます。


結論から言うと


「調べてみなければわからない」


なのですが


絶対入れないわけではないです。むしろ服薬してる方でも結構な確率でOKが出ます。

それも健康な人と同じ条件だったりもします。

完治していなくても、症状によっては普通に保険に健康な方と同じ加入できるんです。

高血圧では、むしろ薬を服用して数値管理している方のほうが、薬を飲んでいない人よりもすんなり保険に加入できることもあります。


絶対入れますよ!・・・・とは、もちろん言えませんけどね。


ご質問いただくことが多いのは糖尿や高血圧などですが、他にも病気の治療中だからといって、医療保険(とくにガン保険)もあきらめてしまっている方は、一度お近くの保険代理店に相談してみるか、弊社にお問い合わせください。


緩和型という保険は、今の体の健康状態を保険会社に伝える「告知」の内容が少なくてすむ、などで、加入しやすい代わりに、そのリスクをあらかじめ保険会社が容認するわけですから、

当然保険料は普通の保険より「割高」もしくは、補償内容が「狭い、もしくは少ない」となってます。

いきなり高かったり保障が弱かったりする、緩和型を申し込むなんてもったいないと思います。


通常の保険に加入できるかどうかを、まずは審査して、それでもだめだったら緩和型を検討する。という考え方が良いと思います。

もちろんその過程で、きちんと保険の内容を理解して納得して加入することが大切なのは言うまでもありません。

保険はすべからく「入っていれば大丈夫」なものではなく、内容が万が一の時に役に立つものか?ということがとても大切です。


  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 2021年8月24日
  • 読了時間: 5分

以前とある異業種交流に参加させていただきまして、3分間スピーチをさせていただく機会がありました。 なかなか3分で保険の話をするのは難しいのですが

「がん」のお話は、多くの方が興味があり、かつ最近では一般の方もかなり知識が豊富ですので、短い時間でもお伝えできることがあるのでは?と思い、ガン保険の事を少しお話しさせていただいたところ、なかなか好評でしたので、時間が不足した部分を補足しながら紹介したいと思います。


保険会社は基本的に儲けがあるものしか販売しないのですね。

これは理由があって、保険会社がアクドイわけではありません。

保険会社は確率論で赤字になるものは絶対販売できません。

倒産して保険が払えませんでは困るので、許可が下りた商品しか販売が出来ないからです。

そんな中でも、たまに保険会社が儲けることが出来ない(つまりお客様が得する可能性が非常に高い)商品が出現することがあります。


どうなるかというと、あっという間に販売中止になるんですね(笑)

実は、個人的にこれは近々販売中止になるんじゃないか?って思っている商品があります。

いろんな制約上、具体的に商品を公に表示することは禁止されていますので書きませんが。


ちょっと話がずれましたが ガン保険 に関してよく聞くキーワードに

「3人に1人はガンになる時代です」

というフレーズがあります。


これ・・・ 嘘じゃないんです

データ上、嘘じゃないんですが… 

私に言わせれば 「誤解を生む、都合のいい言い方」です。

少しここを深く掘り下げてみたいと思います。

厚生労働省のデータによると、2019年の死者数は以下のようになっています。


全死因 138 万 1098 人 悪性新生物 (27.3%) 心疾患 (15.0%)

老衰 (8.8%)

脳血管疾患 (7.7%)

肺炎 (6.9%) 不慮の事故 (2.9%)


ご存じのように、悪性新生物という項目が「ガン」です。

この数字をみると、保険会社の主張するように、およそ「3人に1人」(2019年は正確には3.7人に1人)がガンでお亡くなりになっています。

ここで、考えます。

これがガン保険に加入する動機になるのだろうか?


そもそも死んだときのお金は「ガン保険」じゃなくて「死亡保険」でリスクカバーしてるんじゃないでしょうか?

このデータは死亡した人の中で「3人に1人がガンだった」という事を教えてくれただけで 「ガン保険」に入るか、入らないかは「死んだ人」のうちガンだった人は何人?

というデータではなくて

「病気で治療している人」のうちガンは何人?、もしくは自分の年齢でガンになる確率は?

のデータで考えないとおかしいのではないのでしょうか?

言い回しがめんどくさくなりましたが、この考え方に基づいて調べてみると・・・


厚生労働省の2017年のデータで

傷病分類別にみた種類別推計患者数を統計として取ったものがありまして これによると


入院中の患者総数 131万2600人

悪性新生物 (9.6%) 神経および行動の傷害(認知症など) (19.2%)

神経系の疾患(アルツハイマーなど) (9.6%)

脳血管疾患 (11.1%)

心疾患 (4.8%)

であり、病気の人の、およそ10人に1人ということになります。でも、これ糖尿病などを同時に患ってるかどうか?などは無視した数字のようなので、10人に1人という言い方は乱暴かもしれません。



そこで、ちょっと古いデータしか見つかりませんでしたが、平成17年(これ以降の適切な年齢別罹患数を表記したデータが見つかりませんでした・・・見つけ次第更新します)のデータでは詳細に年齢別の患者数が調べられていて

これによると、ガン患者は全部で64万6802人、このうち


前罹患数 64万6802人

30代は  1万2406人 40代は  3万3235人 50代は  9万2647人 60代は 16万 145 人 それ以上34万2650人


という数字である。


いよいよ皆さんに知っていただきたい数字です。

これを人口分布で割るとどんな数字が出てくるでしょうか?


30代 1849万 638人(ガン患者割合0.067% 40代 1580万6457人(ガン患者割合0.210% 50代 1905万1663人(ガン患者割合0.486% 60代 1597万7239人(ガン患者割合1.002%

60代でやっと100人に1人


という分布です。 どう思いますか?この数字

がんと言う病気は、罹患する確率で見れば、若年層のあいだは、かなり低い確率のリスクということになります。

なんだか「3人に1人」という言葉がまるで詐欺のように見えなくもありません💦


※私はガン保険に入る必要が無い。と言いたいのではありません。

実際、ガン保険に私は加入しています。

ただし、今回記載したような数字を理解したうえで加入しています。


なぜならば、がんと言う病気は、その治療方法においては、現代医学ではまだまだ特殊ということです。

簡単に言うと治療に大金がかかる可能性が高いということです。


理由としては、日進月歩で最新の治療や薬が開発され、法整備などが追い付かないので、健康保険の対象外(自由診療)になる可能性がありえるということが大きいと思います。


そういった意味では、がんというリスクに保険で備える条件としては


がんに罹患したときに治療にかかる費用をしっかりまかなえる保険である。


と、言うことが第一条件でなければならないと思います。

例えるならば、自動車保険に加入する場合、他人をはねてしまった場合などの「対人保障」は「無制限」の保障をかけるのがあたりまえ、の理屈と近い考え方です。


ぜひ、がん保険とは、加入していれば安心なのではなく、その中身にこだわって選択してください。確率は低いけれど、いざというときに莫大な負担がかかるリスクに関しては、その時に莫大な保険金でしっかりリスクに備える。という考え方が必要です。


逆に言えば、自分はそんなリスクの低いことは気にしないし、万が一がんに罹患しても健康保険適用の範囲内でしか治療は望まない。という方には、がん保険は必要ないもの、と言えると思います。


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