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  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 1月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月23日



「毎年保険料が少しずつ上がっているが、仕方ないと思っている」「内容はよく分からないが、昔から同じ契約を続けている」

個人やご家庭の保険相談はもちろん、法人保険の相談現場でも、こうした声をよく耳にします。しかし実務上、保険料が上がり続ける会社には一定の共通点があります。重要なのは、保険料の増減そのものではなく、会社の実態と保険内容が合っているかです。


結論:保険は「更新時」が最大の見直しチャンス

  • 自動更新

  • 長期契約

  • 特約の積み重ね によって、内容が分かりにくくなりがちです。更新時に何も確認しないと、 不要な補償を抱えたまま保険料だけが上がる構造になります。

保険料が上がりやすい主な原因 契約当時の前提が変わっている

  • 従業員数が増減している

  • 役員構成・年齢が変わっている

  • 売上規模や事業内容が変化している

それにもかかわらず、契約内容が当時のままというケースは少なくありません。

補償の重複・形骸化

  • 社会保険で十分カバーされている部分

  • 使われる可能性が低い特約

  • 他の法人保険・団体保険との重複

念のため」が積み重なると、保険料は確実に上がります。

法人保険は「安くする」より「整理する」 見直し=保険料削減と考えられがちですが、実務では

  • 必要な補償は残す

  • 不要・過剰な部分を外す

  • 役割が曖昧な契約を整理するという作業が中心になります。

結果として、

  • 保険料が下がるケース

  • 同程度でも内容が明確になるケース

  • 逆に補償を厚くすべきケースもあります。

見直し時に確認したい5つの視点

  1. この保険は「誰の・何のリスク」を守っているか

  2. 社会保険・公的制度で足りる部分はどこか

  3. 万一の際、会社は何に困るのか

  4. 同じ役割の保険が複数ないか

  5. 従業員や役員に説明できる内容か

この整理ができていない場合、見直しの効果は限定的です。

代理店目線:法人保険は“経営管理の一部” 法人保険は、

  • 節税対策

  • 慣習

  • 付き合い だけで続けるものではありません。 本来は、企業リスク管理の一部として定期的に点検すべきものです。 保険料の増減は、その結果として捉えることが重要です。

更新前に一度、整理してみませんか 当社では、

  • 法人保険の棚卸し

  • 社会保険・他制度との役割整理

  • 更新時の見直しアドバイス を行っています。 「何が入っているか分からない」 「見直すべきか判断できない」 その段階でも問題ありません。お気軽にご相談ください。(TEL:0983-22-3336)

【注意書き】本記事は一般的な情報提供を目的としています。保険の補償内容・保険料・税務上の取扱いは、契約条件、企業の状況、関係法令、保険会社の判断等により異なります。詳細は約款・重要事項説明書等をご確認ください。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 1月15日
  • 読了時間: 3分

企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)は、「税制メリットがある」「福利厚生として良さそう」という理由で導入されることが増えています。一方で、 導入後に制度がほとんど活用されていない、あるいは誤った理解のまま放置されているケースも少なくありません。

企業型DCは“節税目的だけ”では機能しない

  • 老後資産形成

  • 福利厚生

  • 退職金制度の補完 という役割を持つ制度です。 「税金や社会保険料が下がるかどうか」だけで判断すると 制度の本来価値を活かせなくなります。

企業型DCでよくある誤解 節税制度だと思われている

  • 掛金が非課税=万能な節税と誤解されやすい

  • 将来の受け取り時の課税を理解していない

  • 社会保険料との関係を整理していない

入れておけば従業員が勝手に使うと思っている

  • 運用商品の選び方が分からない

  • 元本確保型のまま放置されている

  • 制度の目的を知らないまま加入している

実務上、企業が直面しやすい課題

  • 人事・総務しか制度を把握していない

  • 従業員から質問されると答えられない

  • 他の福利厚生(保険・退職金)と整理できていない

  • 「本当にこれで良いのか」判断基準がない

これらは、導入後1〜2年で表面化しやすいポイントです。

企業型DCを活かすための整理視点

制度の位置づけを明確にする

  • 退職金の一部なのか

  • 福利厚生としての上乗せなのか

  • 老後資産形成のサポートなのか

他制度との役割分担

  • 社会保険(公的年金)

  • 民間保険(死亡・医療・就業不能)

  • 退職金制度それぞれと何が違い、何を補っているのかを整理することが重要です。

今すぐできるチェックリスト 会社側

  • 企業型DCの目的を説明できる

  • 掛金の考え方を把握している

  • 制度導入後のフォロー体制がある

従業員側

  • 自分の掛金額を把握している

  • 運用状況を確認している

  • 将来受け取るお金だと認識している

一つでも当てはまらなければ、見直す必要があります。

企業型DCは「単体」で考えない 企業型DCは

  • 社会保険料

  • 福利厚生

  • 保険設計 とセットで考えることで、初めて意味を持ちます。 導入しただけで終わらせず、制度として機能しているかを定期的に確認することが重要です。

企業型DC、今の形で合っていますか? 当社では、

  • 企業型DCの現状整理

  • 他の保険・制度との役割確認

  • 従業員向け説明サポート を行っています。「導入したが、このままで良いか分からない」という場合でも構いません。お気軽にご相談ください。(TEL:0983-22-3336)

【注意書き】本記事は一般的な情報提供を目的としています。企業型DCの税務・社会保険上の取扱いは、制度設計や個別状況、関係法令により異なります。詳細は運営管理機関や専門家へご確認ください。

 
 
 
  • 執筆者の写真: 日髙 岳
    日髙 岳
  • 1月13日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月13日

年が変わるタイミングは、

経営計画や人員計画を立て直す時期です。実はこの時期こそ、社会保険料(会社負担・本人負担)と、万一に備える企業リスク対策(保険・福利厚生)をまとめて点検すると、ムダや抜け漏れが見つかりやすくなります。


年初は「社会保険料×保障×制度」をセットで棚卸しするのが効率的


社会保険料は、給与・賞与・手当の設計や運用ルール次第で、会社・従業員双方の負担感が変わります。あわせて、病気・ケガ・賠償・休業などの企業リスクに対する備えも見直すことで、“支払いは増えたのに安心は増えていない”状態を避けられます。


社会保険料の基本:どこが変動ポイントになりやすいか

標準報酬月額と手当の設計

  • 通勤手当・住宅手当・役職手当など、毎月固定的に支給するものは社会保険料算定に影響します

  • 支給ルールが曖昧だと、社内運用のブレが「負担の不公平感」につながります



賞与と社会保険料

  • 賞与も社会保険料の対象です(上限等の扱いは制度上のルールに従います)

  • 賞与設計(支給時期・評価制度)と、福利厚生(企業型DCなど)を同時に見直すと整理しやすくなります



定期的な届出・運用(見直しの“タイミング”)

  • 入退社・昇給・降給・勤務形態変更などは、届出・手続きが必要になるケースがあります

  • ルール通りに運用できているかを、年初に確認しておくと手戻りが減ります


企業リスクの観点:社会保険だけでは埋まらない“穴”がある

社会保険は重要な土台ですが、企業経営で問題になりやすいのは次のような領域です。

  • 休業リスク:キーマンの病気・ケガで売上が落ちる/現場が回らない

  • 賠償リスク:対人・対物、受託物、請負・工事、施設管理、PL 等

  • 情報漏えい・サイバー:取引停止や損害賠償、復旧費用

  • 災害・事業中断:台風・水害等による営業停止、設備損害



「社会保険の範囲」と「民間保険で備える範囲」を整理しておくと、必要な対策が見えます。


年初の棚卸しチェックリスト(そのまま使えます)

A. 社会保険料・給与運用

  • 給与規程・手当の定義が最新になっている

  • 手当の支給条件が現場運用と一致している

  • 入退社・雇用形態変更時の手続きフローが明文化されている

  • 賞与の支給ルールと運用が安定している

  • 従業員向けの説明(控除の見え方)ができている



B. 福利厚生(企業型DC等)の活用余地

  • 福利厚生の目的(定着・採用・老後資産形成)が明確

  • 制度が“作っただけ”になっていない(説明・加入率・継続教育)

  • 他の保障(団体保険等)と役割分担ができている



C. 企業リスクと保険の整合

  • 事業内容・取引形態の変化に合わせて補償が更新されている

  • 免責・支払限度・特約の内容を把握している

  • 事故時の連絡体制(誰が、何を、いつ)が決まっている

  • “重複している保険”と“足りない保険”が見える化できている



見直しは「削る」より「役割分担」が成果につながる

保険の見直しは「保険料を下げる」だけが正解ではありません。

  • 社会保険(公的)でカバーできる部分

  • 民間保険で備えるべき部分

  • 福利厚生制度で整える部分


    この3つを役割分担すると、負担の納得感と守りの厚みが両立しやすくなります。



チェックリストの“該当あり”は、まず棚卸しから

当社では、法人のお客様向けに

  • 現状の補償・制度の棚卸し

  • 事故時に困るポイントの洗い出し

  • 「重複」と「不足」を整理した改善案のご提案 を実施しています。


    ご相談はお電話またはLINEから承ります。


    (TEL:0983-22-3336)



【注意書き】

本記事は一般的な情報提供を目的としています。制度の適用や保険金支払可否・補償内容は、個別の条件、就業実態、契約内容、保険会社判断等により異なります。詳細は関係機関の案内、約款・重要事項説明書等をご確認ください。

 
 
 
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